鳥の姿を目で追ってカメラを向けている瞬間は病気のことも忘れていて、そんなときはとても幸せに感じるのだけど、普段の生活はいつもがん前提の上にあるのですよね。
考えないようにしていても、やはり頭の片隅にはいつもあるというか。
転移したての頃、いろんな情報を見たりしましたが途中でやめました。
食事のことなども、何が良いか悪いか、突き詰めていくときりがなくなり、さらにそれが本当にそうなのかもわからなくなっていきます。
最終的には、気をつけていることはありますが、ストレスになるほどの食事制限はしていません。
その他のことも「がん情報サービス」参考にする事くらいにとどめています。(治験治療でも、制限は全くナシです)


それでもありがたいことに、友人が遊びに来てくれたとき(彼女の旦那さんが別のがんですが、同じく転移治療中)、水素水をくれました(自分で作るタイプ)
他に友人は自分でニンジンジュースを作っていますが、私は道内の店の取り寄せでニンジンジュースを買ったりしています・・・が、きっちり飲んでるわけでもないです(自分で作る気はないのですよ~(;^_^A、友人は有機野菜のニンジンを買って作ってるというのに)
それと体を温めるために入浴中にブラックシリカを使用中。
こんなもんかな~、体のためにしていることは。
あ、玄米は昔から好きなので自分のためだけ玄米ご飯は炊いています(ハマーは玄米苦手なので)
野菜や果物は以前より多く摂っていますが、特別きっちり何かをしているのはありません(^^;
まぁ上に書いたことは、こんなことしていますというだけで、お勧めします!というものではありませんので(^^
とにかく、ストレスにならないことが大事、と思っています。

年内承認予定のニボルマブの記事の一つを
The New England Journal of Medicine(日本国内版)より

「進行性腎細胞癌に対するニボルマブとエベロリムス(アフィニトール)との比較」



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腎臓がんのこと・・・10

2016/04/21 Thu 09:19

20日の昨日は診察日でした。
泌尿器科の診察を受ける前に、皮膚科の診察。
前回との比較で、この湿疹は副作用ということになりました。
飲み薬で痒みは押さえられていますが、湿疹そのものは治ってないので薬が変わりました。
また薬が効かなければ、次回は組織をとって効く薬を探すことになります。
皮膚科の先生は話しやすく、皮膚がんでのニボルマブ使用が行われているので質問もしやすいです。
今、何人くらいニボルマブで治療している人がいるのか?と聞くと、20人くらいとの事。
そのうち効果があるのは2~3割とのことでした。
ただ投与後、前より少し腫瘍が大きくなっていても、逆に少し腫瘍が小さくなっていても、変化なしという結果になるそうで、少しでも小さくなっている人を入れると、効果のある人の割合はもう少し多くなるようです。
どんな副作用が多いか?と聞いたところ、甲状腺機能障害、肝機能障害、そして間質性肺炎。
ただ、この病院では間質性肺炎の副作用は出ていないとのことでした。
ニボルマブ使用での患者さんを診ているせいかもしれませんが、泌尿器科の先生よりとても熱心に経過を診てくれます(^^;
湿疹の副作用の出ている人は効いてる人が多いから、良くなってるといいねと、来月の検査にも関心をもってくれています。
どんな人が効きやすいなどということは、まだわからないようです。

血液と尿検査などの結果は前回と変わらず異常なし。

点滴は今回で4回目になり、イピリムマブは最後です。
今後はニボルマブだけの投与になり、3週間おきだったのが2週間おきになります。
コーディネーターに、もし予定日に点滴できないときがあったら?と聞いてみたところ、投与の延期は2日までで、前倒しはダメ、延期のみとのことでした。
お正月休みのときなどは調節が入るようですが、2日間の猶予しかないのはちょっとびっくりでした。
カレンダーを見せてもらったら、12月まで2週間ごとにニボル日がずらっと並んでいました


次回は5月11日に点滴、一日置いて13日にCTを撮ります。
薬を使い始めてからの初めての結果ですが、その結果を知るのはその次の外来(点滴)のときになります。(何か特別悪いなどのことがあれば早く連絡があるようですが)
良くなっていなくても現状維持ならいいなぁと思いつつ、とりあえず連休中はあまり考えずに、鳥見や行楽に行きたいと思っています。



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退院後、3月の初めと後半に外来での点滴治療がありました。
受付を済ませて泌尿器科へ行くと、コーディネーターが待っています。
血液と尿検査の結果待ちの間に、血中酸素を計りアンケートに答えます。
その後診察があり、終わったらお昼くらいになります。
昼食を済ませてから外来化学療法室へ行き点滴(約3時間近く)を受けます。家に帰ったら夕方になります。

外来化学療法室はベッドが10台くらいあり、それぞれカーテンで仕切られています。
テレビが備え付けられていて、見ながら過ごすこともできます。
治療を受けながら食事を取る人もいるようです。
私の過ごし方はやっぱりスマホ(^^;、2回目のときは電池残量が心配になり充電器を持っていきました。
看護師さんに了解をもらって(点滴長いもんね~と笑われましたがw)充電しながら使っていました。

その2度目の点滴のとき、ちょっと手を動かすと点滴の機械が鳴ったんですよ~。
何回止めてもちょっとした動きで鳴ってしまって、しかも看護師さんがいるときは鳴らないのに離れたら鳴る、なんてコントみたいな状況もありました。
血液検査のとき、その後の点滴にも使える刺しっぱなしの注射針を使うのですが、その指し位置が微妙だったのか。
そうそ、その注射針が新しくなって、そのときの採血はほとんど痛くなかったのです。
以前のは結構痛かったんですよね~
いろいろなものが新しく開発されているのだなと改めて思いました。
今後も長くお世話になる注射針、あまり痛くなくなってありがたいです^^

さて、副作用なのですが、
最初の点滴から2ヶ月近くして、副作用と見られる症状が出てきました。
湿疹です。腕や足、お腹などに出てかなり痒みがあります。
私はもともと湿疹体質でアレルギーでも出たりするのですが、時期によって毎年出方の違いがあります。
最初はいつもの湿疹かと思ったのですが、だんだんひどくなってきたのでコーディネーターに連絡すると、受診をするように言われたので、近くの皮膚科に行ってきました。
でもそこの先生、ろくすっぽ症状も見ず、治験カードもチラリと確認しただけで薬を出して終わり。(影響のない軽い薬ということだと思いますが)
そして出された薬、なんかワセリンみたいな感じの薬で、さっぱり効かないのです。
コーディネーターにそれを伝えて、3月後半の受診のときに同じ院内の皮膚科も受診することにしました。

-皮膚科の診察-
はっきりとは言えないが、副作用の可能性はある。

今度は飲み薬(かゆみ止め)と塗り薬の両方を出されました。
このときの診察は、医師は主治医と電話で話し、そしてコーディネーターにも来てもらい、薬の確認をしていました。
皮膚がんではもうニボルマブが使われているので、副作用に関しても少し詳しいようで、
“皮膚がんでニボルマブを使って、湿疹の副作用が出ている人は、がんに対しても効き目が出ている”とのこと、
副作用で湿疹が出た人は私と同じように、“投薬後2ヶ月位してから出てきた”とのことでした。

さらに
粘膜(目など)に湿疹ができたらすぐに受診すること。命のかかわる症状ですから、と。
私が日本でその症例は出ているのか?と聞くと、日本ではまだないとのことでした。

皮膚関連で
がんに対して免疫機能を活性化する治療を受けたことがある場合や、重度な皮膚の有害な反応をみられたことがある場合は、治験医師に申し出ることとなっています。

副作用については皮膚以外にもたくさんの記述が報告書にあるのですが、「非常にまれに」や「1パーセント未満」というものも多いです。
でもやっぱり自分がならないとは限らない、と思うと、少しの確率でも気になりますね(^^;

今現在の湿疹は痒みはだいぶ治まり、治ってきたところもありますが、まだ全てではないです。
特に体温の変化(お風呂など体が温まる)と、かなり痒いです。
今まで湿疹が出ても、ここまでの広範囲と長く治らないことはなかったので、私は副作用の可能性が高いと思っています。
ただ顔や手の甲など、人の目にわかるところには出ていないので少し楽です。
次回の外来も皮膚科の受診がありますが、しばらく皮膚科の通院も続くような気がします。

治験中は飲み薬のステロイドは使えないなど、薬の制約はありますが、そんなに厳しくはありません。
病院から出される薬でも多くは大丈夫、市販の薬は全部大丈夫です。
サプリメントや健康食品なども禁止とされるものはありません。
ただ、処方された薬の成分表と、市販の薬は使ったものは名前を書き留めておいて提出しなければなりません。

・・・というような(1~9回)経過で現在に至ります。
今のところ、皮膚以外に気になるところはありません。
自転車で長距離も行きますし、鳥見も以前と同じように行っています。
来月の半ばにCTを撮り、今までの治療の結果がわかります。
結果がわかるのは来月後半のようですが・・・(ドキドキです)

参考までに
治験薬の提供の中止

●承認が得られず医薬品として使用することができなくなった
●安全性に問題が生じ、治験自体が中止
●国から承認が得られ、医薬品として使用できるようになった
●新たな医薬品が承認されるなど、代わりの治療が受けられることが可能になった
(他、治験中にデータがそろった場合、治験が終了になる場合があります)

私はニボルマブ+イピリムマブの併用治験なので、ニボルマブ単体が承認後も私の治験は続きます。
イピニボの承認にはまだ何年もかかるだろうということでした。

20日に4回目の治験薬の点滴があり、その後GW明けの5回目からニボルマブのみの治療に変わります。
今後も治療についての記事をアップしていこうかと思っています。

・・・て、やっぱり記事長いわ~(;^_^A、読んでくださった方、ありがとうございます


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治療期のスケジュールです。

初回 ニボルマブ+イピリムマブ投与(入院中)

2回目 3週間後にニボルマブ+イピリムマブ投与(外来)

以降、4回目まで同じスケジュール。

これ以降は、2週間ごとに外来でニボルマブのみの投与が続きます。
(イピリムマブの投与は4回で終わりということになります)
私は今月の20日に4回目の投与があります。


(副作用)ニボルマブに多くみられるもの

・疲労・皮膚反応・下痢・悪心・腹痛・食欲減退・赤血球減少・発熱・関節痛または間接硬直など

ニボルマブ+イピリムマブの併用で多くみられる副作用も同じような症状です。

(重篤な副作用も書いたほうがいいでしょうか?)

副作用が出た場合、その程度により医師の判断で休薬、中止が決まることがあります。



さて、入院生活の続きです。

看護師さんから、退院後は「外来化学療法室」での治療になるので、入院中に一度行っておいてください、と言われて午後3時すぎに療法室のある階へ。

各診療科はもう終わっていてひと気はなく、薄暗い廊下を歩いて向かう。
ノックして入ると、そこは待合になっていて、さほど大きくないスペースにテーブルやソファが置かれている。誰もいない。
その奥の部屋が療法室のようで小さく機械音が聞こえてきます

横の壁を見ると、壁一面にパンフレットがずらりと並べられている。
胃がんや肺がん、肝臓がんなど、全てのがんのパンフレットが何種類も。
「がん、がん、がん」の文字の羅列に思わず恐怖心でいっぱいになった。
私はこの、がんの文字に囲まれた部屋に訪れる一員になったのだと、それもきっと長い間・・・
“腎臓だけのがんで留まらないかもよ?他にもこんなにがんってあるんだから”・・・パンフレットの存在がそんなメッセージにも感じました。
持病に過敏性腸症候群があり、不安や怖いことがあるとお腹に来る。
中の看護師さんと話す前にトイレに行こうか迷ったけれど、いや大丈夫!と中の扉をノックをして、今後のお世話になる療法室の看護師さんから説明を受けました。

パンフレットの中に、「大切な人ががんになったとき」というのがあり、それをもらってきました。
これは、がんの患者さんを支える人のために書かれているものです。
家族の人へ向けての内容ですが、自分自身の意味にもなる内容です。
家族や身内の辛さ大変さ、そして支えてくれる人のありがたさが改めてわかります。


ちょっと重かったかな(~_~;)
でも、この療法室に最初に入ったときのこと、すごく印象深いのです。
今はぜんぜん明るく通っているのですが(^^


他には何もスケジュールはなく異常も出なく、10日間で無事に退院できました。
退院前に別室で医師の話が聞きたく、看護師さんに伝えて先生に時間をとっていただきましたが、チーム内の一番話しにくい先生になってしまい(^^;、思ったことをちゃんと聞けずに終わってしまいましたが・・・
「肺の細かい転移は一斉に消えることがあるのでそれは重要じゃない、一番大きいのがどのくらい小さくなっていくかをみていく」という話を聞けました。

一回目の日記に書いた、あやふやだったお腹のリンパは、やっぱりそこにも転移があったのを先生との話で確認しました。
ニボルマブの治療を受けている患者さんで、お腹にも効き目があった人と、小さくならなくても現状維持で過ごしている人の話を聞き(この情報はコーディネーターから)、こちらもあまり神経質に考えないようにしようと思いました。


次回は外来治療~現在までになるかと思います。


ニボルマブとイピリムマブの薬の内容については、今まで一度も書いていません、、、、すみません、検索でお願いしますm(__)m


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前回はちょっと長かったですね(^^;

さて治療始まりの朝、血液やバイタルなどの検査が終わるころ、コーディネーターが薬をもって病室に。
このような手順の投与になります。↓

バイタル測定→採血(治験用10本)→ノボルマブ投与(1時間)→バイタル測定→生理食塩水(30分)→イピリムマブ投与→採血(治験用2本)→生理食塩水(10~30分)→バイタル測定
全て終わるのに、3時間近くです。


看護師さんが準備をしている間、アナフィラキシーショックというのでしょうか、始まってすぐ副作用があったりしないか・・・?、などいろいろ頭をよぎりました。やっぱり新薬ということの緊張があります。
「Simcoさん、そんなに心配してたらダメだって(笑)」とコーディネーターに言われたりもしました(^^;
新薬希望してたのに、いざとなるとビビってしまう、情けない。

長く感じましたが、無事に点滴が終わって一安心。
その後も何か変わったような感じはありませんでした。
入院中の投薬はこの1回のみ。
後は副作用をみるだけなので、元気だと入院生活はとてもヒマです。
TV用のカードは、私はあまりTVを見ないので、もっぱら冷蔵庫用。
本を持っていったのですが、ほとんど読みませんでした。
何をしているかというと、ほぼスマホ(Webを見るかゲームしてるか。気を紛らわすのはこれが一番)
心配なのはデータ通信量。家はWiFiなので契約している通信量が少ないのです。3週間だったらもたなかったなぁ・・・

同じ部屋の人は、私と同じ日に入院した人が腎臓がんの手術、他の人も別ながんであったり、がんではなくても重い病気だったり、手術が大変な人など、重い症状の患者さんばかりでした。
でもなんか雰囲気は明るい病室でしたね~病室内はちょっと面白かったです。
消灯が9時なのはきつい。そんな早い時間絶対寝られない。
看護師さんから、「詰所の前の休憩所なら、12時くらいまで居てもいいですよ、テレビはつけてもいいけど、小さくしてくださいね」と言ってくれたので、消灯後は毎日コソコソと休憩所へ。
退院まで通いましたがw、集まるメンバーは決まっています。
30歳代と40歳代の男性、私と同じ病室の人が一人。だいたいこの4人で話していました。
しかし40歳代の男性の声が大きくて、ときどき看護師さんに注意されていました。
このかたは、スーテントの副作用で入退院を繰り返されているようで、今回は副作用で耳の聞こえも悪くなったようで、どうしても声が大きくなってしまうということでした。
最初は車椅子を使って移動されていましたが、退院時は元気に歩いて帰られたとのこと。

ある日のこと、消灯時間近くなってから看護師さんが足早に病室に来て
「スリの被害が出ました。皆さん持ち物を確認してください!」
みんな「えーっっ!!」と、引き出し、持ち物を確認。
みんなの動作の素早かったこと、とても病人とは思えないw

被害にあったのは患者ではなくて看護師さんたちが使用する場所。
警察が来て廊下などがざわついていました。
消灯時間を過ぎても明かりは煌々として、鑑識の人たちが忙しくしていました。
病室の4人はみんな廊下へ出てちょっと野次馬。野次馬はこの病室のメンバーだけ(^^;
その後は病室にきた看護師さんからまた話を聞いたりして、この日はみんななかなか寝られなかったようです。
病院はスリが多いらしいです、気をつけないとなりませんね。


次の日から退院まで計るのは熱と血圧くらいなもの。
微熱の範囲内ですが、熱が変動してて一度38度になったときに血液と尿検査をしましたが、異常なしでした。
治験は先生3人のチームになっています。(回診時に来るのは1人です)
「副作用が無いと、効いていないということはないのですか?」と聞いてみると「それはないです」とのことでした。
もう一人のイピニボの治験者のかたは、今も副作用なく治療を続けられていて、そのかたは10日間の入院で帰ったので、異常が出なければ私も同じくらいで退院になると言われました。


現在の状況までもう少し。あと2回くらいで終わりかな~
長い文にお付き合い頂き、ありがとうございますm(__)m



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前回、治験の説明を少し書きましたが、付け加えることがあります。

治験の参加に同意した場合も、その後の参加中でも、いつでも自由意志でとりやめることができます。
治験参加を断った場合でも、他の適切な治療を受けることができ、不都合や不利益なことはありません。


治験では海外の検査機関へ送る分の血液も含め、多い量の採血をします。
その患者の情報は暗号化されて送られます。個人の名前などが出ることはありません。

検査は、前回書いた心エコーとCT以外にも、血圧や心拍数などがあります。
血圧は上が150以上、下が90以上だと治験は受けられません(高血圧でも、薬を飲んで150以下になっていれば大丈夫です)
血中酸素濃度の測定もあり、平常時と5分くらいの運動の後の2回計ります。
運動後の血中酸素は、外来で歩き回って計測します(^^;
外来には大勢の患者さんがソファーに座って診察待ちをしています。
その近くの通路をぐるぐる歩く・・奇妙に見えるだろなw
それと、毎回アンケートの記入があります。

さて、2月16日の入院が決まり、今度はどちらの薬になるのかで頭がいっぱいです。
どちらの薬も効き目と副作用が気になります。
入院決定(ほぼ)の10日から入院日の16日までの6日間、長かったなぁ・・・。
すごくつまらないことでも縁起を担いだりしましたね。
食事に行った店でインスタントくじがあり、ハマーはハズレ、私はアタリ。これに運使ってしまったー!とかw
入院の当日、病院に着く前に入ったコンビニで流れていたラジオの今日の運勢、私の星座は「希望が叶う」と。
いつも占いは気にしないのですが、些細なことにも敏感でした(~_~;)
その日が来ると、どっちの薬になっても効果があると思って頑張ろう、という気持ちになっていましたが、願いはやっぱり新薬。
本当にドキドキの入院当日でした。


入院日数は新薬だと約10日間、スーテントだと3週間(これは副作用をみるための日数で、薬の使用はイピニボは入院の次の日に投与の一回のみ、スーテントは毎日一回の服用)
10日と3週間では持ち物の量も変わりますが、3週間分にあわせて用意。
当日、どのようにして私が薬をわかるのか?とコーディネーターに聞いたとき、私が病室で着替えて落ち着いたころに病室に行って報告します、とのことでした(当日コーディネーターが治験の機関に電話をし、そこで音声通知で私の薬がわかるようです)
薬はイピニボだったら点滴、スーテントなら錠剤です。


入院手続きを済ませて病室へ
(入院手続きを待つ人はびっしり。新患、外来受付もびっしり。人の多さにちょっとびっくりしました)
ハマーは付き添ってくれ、薬の決定がわかるまでいると言ってくれましたが、平日で仕事があるのですぐに帰ってもらいました。
病室は6人部屋で私は真ん中。この部屋に入院されてる人は4人。
昔の私なら、個室の希望もあったかも。でも、がんの手術のときも今回も大部屋で大丈夫だと思いました。
年とともに昔ほど神経質にならなくなったというか、気にしないことが多くなりました(図々しくなったか?w)
今回は治験ということもあり、病室の人に何か聞かれても説明が面倒かな~と思ったりしましたが、まぁ大丈夫でしょとあまり気になりませんでした。
(コーディネーターは、治験だと言っても言わなくてもどちらでもいい、ただ見慣れない人(コーディネーター)が出入りするので、何かな?と思われるかも、と)

ベッドの場所が真ん中って狭いし、落ち着かない(^^;
前から入院している人は、窓側か廊下側の場所が開くと、そちらにベッドを移動してもらっているようです。
まぁでも、両カーテンを引いてしまえば、小さな個室みたいなもので、やっぱりあまり気にならない。
お見舞いの人が来てくれた場合は窮屈だけど、体は動けるから病棟の共用スペースに行けばいいし、と。

さて、着替えも終わり荷物もロッカーに入れて支度も整いました。
看護師さんが病棟を一通り案内して説明してくれました。
あとは、コーディネーターさん、いつ来るんだ~?
私はどっちの薬に決まったんだ・・・?
たしか、そう遅くにはならないこと言ってたよなぁ・・と気にしながら、病院案内などを見ていたとき、来ました。    看護師さんが。

今回の入院についてお話を伺いたいのでこちらへと案内され、別室に行きました。
パソコンの置かれた部屋へ入って、私はソファーに座り、看護師さんはパソコンの私のデータを見ながら説明したり質問したり。
私は「どちらの薬に決まったのか気になって・・・」と言ってみました。
看護師さんは私のデータでもうわかるのではないかと。
看護師「薬はね~番号で書いてあって、私はわからないのよー」
私  「そうですか~・・・」
それからまた話は続き、副作用のことになり、見た目は元気でも数値が下がってることもありますからね~、な話の中
「薬は点滴ですが、・・・」(その後の言葉は思い出せない)
え!、点滴っ!?じゃあ、ニボルマブだ!!新薬に決まったんだ!と、予想外な状況で知ってびっくりしたり嬉しかったり。
思わず看護師さんに「新薬です、点滴は新薬なんです!」と教えていました(^^;

病室に戻って少しするとコーディネーターさんが来ました。
「もうわかってるでしょ」と(~_~)
コーディネーターさんが言うには、1月の治験がほとんど新薬だったので、私の薬はスーテントだろうと思っていたとのこと。
それを聞いてラッキーだったんだなぁと改めて思いました。
でも、私の体に対してラッキーなのかはまだわかりませんが・・・
翌日の朝から点滴が始まり、その予定表を渡されました。


次も入院中のお話です。
次回は病気の話より雑談になると思います。



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薬の副作用のこと

新薬の副作用についてですが、未知の副作用に対する怖さは当然ありました(というより、かなりありました)
ですが、自分で調べたことや頂いた報告書を読んで、心配より期待が大きくなり、新薬に決まって欲しいという気持ちが強くなりました。
それは、今回の薬で初めて「寛解」という言葉が出てきたからです。
もちろん全員に効くとは限らず、効果がない場合もあります。
副作用は軽いものから重いものまでさまざま報告書に書かれています。
しかしそれは世界各国、年代も状態もさまざま、そして腎臓がんに対してのみではなく、イピニボを使った全ての患者さんであることで、さらに、重篤な症状は10パーセント以下というものがほとんどです。
報告書には、新薬だけでなく、スーテントの副作用も書かれています。
スーテントにも重篤な副作用の記載があります。

副作用について、従来の分子標的薬でも症状や状態がいろいろで、聞いたり見たりしていると怖くなったりします。
効果がなかったり、合わなくて変薬という話もよく目にしました。やはり薬を使うことは不安だらけです。
重い副作用があった場合、従来の薬であれば症例がわかっているので対処しやすい、でも新薬はよくわかってないので対処が遅くなることもある、ということも聞きました。
しかしもう第Ⅲ相、かなりの副作用の報告は集められてわかっていることも多いし、他のがんでは承認もされている薬なのだから、必要以上に怖がることはやめようと思いました(・・・と書いてますが、私は不安でコーディネーターに何度も副作用の質問をしました(^^;  コーディネーターは、どんな質問もきちんと答えてくれます。その場でわからないことは調べて必ず連絡をくれます)


これが第Ⅱ相の治験なら、決定しただろうか?
なんとも言えませんが、治験の参加者を募集しているところを見ると、かなりの数の参加希望がいるのを知りました。第Ⅱ相のも、定員になってるのもたくさんありました。

薬の一般的な開発経過として(例)

基礎試験 (動物や細胞を使う)

第Ⅰ相 (少ない量の薬を副作用が認められるまで、数名の患者さんに投与、安全性の確認)

第Ⅱ相 (がんの種類や病気の状態を選択し、Ⅰ相より多い人数に使用、有効性や安全性を確認)

第Ⅲ相 (より多くの患者さんに使用し、従来の薬と比較試験)

厚生労働省に承認申請

ニボルマブは今現在、メラノーマと肺がんに承認され、使われています。
次は腎臓がんの承認ですが、その後も他のがんで承認待ちがあるようです。



さて、2月1日の心エコーの検査。
私は心エコーは初めての経験でした。
最初は大丈夫だろう、と思っていましたが、検査室に呼ばれるとドキドキしてしまいます。
そして、もしかしたら何か異常が発見されるのでは?など、悪いことを考えます。
ベッドに寝るように言われ、胸のあちこちにプローブというのでしょうか、それをあてられて検査技師さんが画像で診断します。
検査の中で、「息を吸って吐いて」を何度か言われます。
私はその回数が多かったんです。
カーテンで仕切られている向こうに、あと2人くらい検査している人がいて、そちらも同じように「息を吸って、吐いて」と言っている声が聞こえるのですが、そちらは2~3回なのです。
私は10回くらい言われたかなぁ・・・
何で私は多いんだろう?・・・と、また心配性が出てきます。
暗い部屋でピッピッという機械音とキーを打つカチャカチャの音が続く・・・、検査時間は20分くらいだったかな

やっと終わったとおもったら、「○○(主任?上の人のような立場)が来ますのでお待ちください」と言われ、なぜそのような人が来るのか?と、またドキドキです。
他の患者さんの方からは、そんな言葉が聞こえなかったじゃないの、なんで私だけ?
検査技師さんは女性で、その後から来た上の立場のような人も女性。
二人で私の画像を見ながら何やら話しています。
「う~ん、これね・・」みたいな。時間的には3分くらいだったか。
もう、絶対何かあるんだ、と思いましたね。

二人の画像の診断は続き

そして一言、「問題ありません、元気な心臓です」
ひぇ~、緊張していた力がっくりと落ちました。
がんになって病院へ行くたび、何度このような不安や緊張、心配や安堵を経験しているのやら・・・


2月4日
この日はCT(造影剤)検査
この造影剤を使うというもの初めての経験。
看護師さんから体が熱くなります、と聞いたけど、私はあまり感じないかもな~なんて思っていました。
検査などで「○○があったら言ってくださいね」のようなのがありますが、いつもそんなことがなかったので。
でも造影剤はきっともれなく熱くなるのですね(^^;、じわりと汗が滲むくらいでした。
この2つの検査はしっぱなしの検査で、その後の診察も話もなく終わったら帰るだけ。
コーディネーターに聞くと、「何か問題があった場合は来週中に連絡がきますので、何も連絡がなければ治験決定です。16日に入院してください」とのこと。
来週って、だいたい何日くらいまで?とまた待つ時間がわからずモヤモヤ。

次の週の水曜まで連絡がなかったので、きっと大丈夫なんだろうなと思いましたが、一応コーディネータに確認。
「大丈夫だと思います」との返事で、ここで、やっと私は治験に参加するんだ、と実感しました。

しかし、それからは今度はどちらの薬に決まるのか?ということが・・・・・。


次回は入院中のお話を。



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治験のこと

治験に参加すると決めたとき、主治医はその場で治験を行っている病院に連絡し、電話で向こうの先生に「まだ大丈夫かい?」と聞きました。
人数制限があるので確認の電話でした。
(後から知りましたが、北海道でこの治験を受けられる人数は数人くらいで、私はギリギリだったよう。この人数については後でまた書きます)

この治験は患者の状態ももちろんですが、まず今現在、無治療であることが基準です。
すでに何か治療をしていたら参加できません。
そして、治験を受けられるかの検査がこれからあり、それが無事に終わったとして、さらに前回書いたように、どちらの治験薬になるかわからないという、決まらなくてわからない不安な精神状態がしばらく続きます。(この期間、けっこうしんどかったな~)

主治医は私の今の状態で、治験を受けられると判断しての紹介でしたが、病気で落ち込んでるときは、なかなか良いほうには考えられずで、その後の検査のこともとても気になりました。

そして、用意してもらった私の資料を持って治験の泌尿器科へ。
まず問診、そして今度の主治医となる先生の診察、そして治験コーディネーターという人を紹介されました。

治験に対して何か不安なことや知りたいことなどあった場合は、まずはコーディネーターに聞くことができます。
(私のコーディネーターは女性で、話しやすく連絡もしやすいです(^^)
コーディネーターから一通り説明を聞き、治験の資料とカードをもらいました。
資料は同意説明文書というもので、治験の説明から始まり、薬の効果、副作用のことなどが書かれています。
そして、内容に変更があった場合、更新された別紙をもらいます。
効果と副作用についての改訂なのですが、これはよく更新されます。

カードは治験中にもし違う病院にかかるとき(例えば風邪に罹り近くの病院で診てもらう)、医師にそのカードを提示し、使えない薬などを確認してもらうためのものです。


検査など
2月1日、4日に検査、16日に入院の予定という話でした。
1日は血液検査と心エコー、4日はCTです。なぜ日にちが分かれたのかというと、単に日が空いてなかったから(^^;
入院の予定日まで決まっているけれど、この検査の結果次第では、治験はできないことになります。
だけど、看護師さんからは、もう入院の説明を受けたりするんですよね~
薬についての入院期間は、イピニボ(イピリムマブ+ニボルマブ)だと約10日間、スーテントだと3週間くらいとのこと。
どちらの薬になるかは、入院当日までコーディネーターもわからないということでした。


最初に書いた治験参加の人数について(同意説明文書に書かれている内容です)
今回の治療は、日本、北米、欧州を含む世界28カ国で約200施設において、約1070名の患者の参加。
日本では60~80名の参加の予定。

世界で1000人ちょっと、日本では100人以下、北海道だけではかなり少ない数になります。
最初の主治医が「まだ大丈夫か?」と聞いたわけがわかりました。
コーディネーターに聞いたところ、この病院で私で2人目で、それでもう定員なのだそうです。
どうしても参加したい、という人がいれば、予備で入れるかもしれないとのことですが、それははっきりわからないそう。
私はぎりぎり2人目になれたんだ、とちょっとびっくりでした。
そしてもう一人の治験者のかたは、8ヶ月前から治療されているようですが、副作用もなく肺転移もだいぶ縮小になったという、嬉しい情報をお聞きしました。

家に帰ってからは今度はネットでも、ニボルマブのことなどを調べたりしていました。  
「ニボルマブとイピリムマブ」
気持ちは、何とかイピニボになって欲しい。
でもまだ治験ができると決まったわけではないし、どちらの薬になるかもわからない・・・・

次回に続きます。



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腎臓がんのこと・・・3

2016/04/03 Sun 18:50

前回の続きになります。
早く今の状態まで追いついて書きたいのですが、鳥記事がメインなので、一度にたくさん書くことができないです(^^;


再診の日は3日後だったのですが、その3日というのが恐ろしく長くて。
結果が出るまでとか、○○は何日後です、などと言われたときの時間は本当に長く感じます。
その診察までの間、またネットで関連性のある記事や話を検索。
再診のときまで、もう少し病気のことを知り、先生に質問したいと思う、そしてできれば不安が少なくなるような記事と出会いたい。・・・ところが、やっぱり怖い記事も目に入る。
胸の転移があっという間に進行した人の話を読み、「自分もこうなるのでは・・・だって術後一回目の検診で見つかったのだし」と思い震え上がりました。
そうなると、最近時々息苦しい感じがしたのが、もっと苦しい感じになってくるのです。
そしてさらに息をするたび胸が痛くなってくるのです。

同じとき、ネットに腎臓がんの患者さんの会があるのを知りました。
管理人さんに連絡をして、会の内容などを教えていただきました。
そのときに、何年も頑張っていらっしゃる人がたくさんいますよ!とお聞きし、その言葉一つだけで、不安な状況からかなり救われました。
さらに入会してからは、私の今の状態では症状は出ないと教えてくださる人がいて、それで嘘のように胸の苦しさがなくなりました(^^; 
単純すぎな自分に呆れますが、精神的なものがどれだけ体にも影響するかということをつくづく感じたときでもありました。
そして本当に家族に感謝
特にハマーは、息苦しさで「怖い怖い」と震え上がる私をしっかり受け止めてくれました。
とてもありがたかったです。
家族だってとても辛いのに、感謝でいっぱいでした。


2度目の診察
だいたいの話は前回聞いていたので、私の質問に答えてくれる形になりました。
治療の話になったとき、先生が治験があることを教えてくれました。
認可直前の第Ⅲ相であり、良い薬ということで、内容の書かれた用紙を見せてくれました。
その治験は当病院ではなく他の病院での治療になるということでした。
そして、ハマーと相談の結果、私はその治験を受けることにしました。
ニボルマブ(オプジーボ)とイピリムマブ(ヤーボイ)の併用治療です。
しかし、治験は必ずしも新薬になるとは限らないのです。
一般的に治験では治験薬とプラセボ(偽薬)のどちらかの治療が行われます。
(プラセボとは、見た目や味は治験薬と全く同じで、くすりの成分が入っていない偽物の薬のこと)

がんの治験にプラセボを使うことはありませんが、この治験では新薬「ニボルマブとイピリムマブ」か、既に治療に使われている薬「スーテント」のどちらかで、どちらになるかの確率は50%50%
それでも、たとえスーテントになったとしても、悪いことはないという話でした(標準治療がスーテント使用になるからで、治験だとサポートがつく等)


今回はここまでです。
次回、治療が決まり入院の話まで書けたらいいのですが(^^;



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